戸塚カントリー倶楽部
アベレージ向けの東コース、チャンピオンコースとしての西コースの全36ホール
2011年に50周年を迎えた戸塚CCは、間野貞吉氏設計の東コースと、井上誠一氏設計の西コースの36コースからなります。都心からも近い立地条件から、関東のゴルファーだけでなく全国のゴルファーから評判の高い人気コースです。
宮里藍プロが初優勝をした2005年の「日本女子オープン」(西コース)では最終日に2人以上のギャラリーが来場し、3日間で5万人近くの入場者数を記録したのも戸塚CCです。近年では2008年からはキャノンオープンの舞台になり、多くのゴルファーの憧れとなりました。
従来東コースは西コースに比べ、距離が短く、簡単に攻略できるコースと思われがちでしたが、2002年に全自動乗用カートが東コースに導入され、それまではシニア、レディス向けと、敬遠していたゴルファーにも多く利用されるようになり、改めて東コースの良さを実感しての、高評価を得ています。特に近年飛ばした者が勝ちのような、大味のコースが見受けられ、東コースのような戦略的コースの良さが、再認識されています。
そして2007年より大久保昌氏設計で東コーそして2007年より大久保昌氏設計で東コースの大幅リニューアルに踏み切り、2グリーンから1グリーンへの大改造を完成させました。バックティーの新設、改造を行い6,730ヤード程度まで伸長し、同時にフロントティーも新設、改造を行い、幅広いプレーヤーのニーズを満足させるコースに仕上がりました。さらに平成23年の初めには東5番ロングホールティーを501ヤードに延伸し、西コースとはテイストの異なるプレーをエンジョイでき、何度でもラウンドしたくなるようなコースとなりました。グレードアップした新しい東コースのプレーを、是非お楽しみください。
一方、西コースは全長7,168ヤードで距離がたっぷりあり、「ペンA-1」と「ペンクロス」の2グリーン制のチャンピオンコースです。
グリーンの状態は年間を通して均一なコンディションとなるような、きめ細やかなメンテナンスがされており、往年の名ゴルファー、ゲーリー・プレーヤーが来場した折には、「戸塚カントリー倶楽部のグリーンは世界一だ」と称されました。
東西2つの特徴が違うコースでのプレーを、お楽しみください。