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日本一暑いエリアとしても有名な埼玉県の熊谷に隣接する立地だからこそ、最高のグリーンキーパーチームの力を感じられるコース。
「グリーンキーパー　野呂田　峰」

コースに一歩足を踏み入れると、その美しさに誰もが驚く。清澄ゴルフ倶楽部副支配人兼グリーンキーパーを務めている野呂田峰氏の手腕が発揮されており、トーナメントコースではないながらも、そのメンテナンスの行き届いたコースの美しさを楽しんでいただけるはずだ。その美しいコースを保つ根幹であるコースメンテナンスの方法や重要性については清澄ゴルフ倶楽部の公式サイトにコラムとして掲載されているので、ぜひ一人でも多くの方に見て頂きたい。

清澄ゴルフ倶楽部は、自然環境に様々な配慮を重ねて作られてきた。敷地内には季節の花を多用し、季節ごとに全く違う顔を見せる。また、自然のランドスケープをより綺麗に際立たせるために、あえてクラブハウスを北側に作ることでゴルフ場の上を途切れることなく太陽が通過する。そうすることで、ランドスケープが日中ずっときれいに浮かび上がるようになっている。特に、コースは芝が美しいだけでなく、太陽の位置にこだわった設計のため、朝方でも逆光にならない。計算された光の入り方で、コースが一段と美しく映えるようになっている。

また設計者大久保昌氏のコンセプトの1つに、「少人数でゆったりと楽しんで頂けるゴルフ場」というものがある。そのため、クラブハウスも広々と空間を使い、くつろげるように作られている。そんな広々としたクラブハウスのレストランで、東から上がってくる太陽に照らされたゴルフ場を見ながら朝のコーヒーを飲んでスタートすると清澄ゴルフ倶楽部のオンリーワンの魅力が最大限に伝わるだろう。

名物ホール

「11番ホール」
2オンを狙うか狙わないか、挑戦心をくすぐられるホールとなっている。ティーグラウンドから見えるクリークが丁度220ヤードのキャリーで越えられる距離となっており、飛距離自慢のプレイヤー達が思わず力んで落ちてしまうことが多い。清澄ゴルフ倶楽部をラウンドするならぜひ、このクリーク越えに挑戦してみてはいかがだろうか。

「17番ホール」
丘陵コースとの醍醐味とも言える、池越えのショートホール。グリーンが手前から奥にかけて高くなっており、ピン手前からキャリーで乗せなければグリーンの傾斜に跳ねられて池に入ってしまう。また、一年中風が吹いている影響で、ティーショットが不思議と右に曲がっていく。攻略のポイントは、グリーンが見えないティーグラウンドに立つ前、16番ホールから向かってくる途中に見えるグリーンの周辺を確認しておくことにある。

コース攻略のポイント

転がしの技術が活用出来ないコースレイアウトが多いため、距離が残っている場合は、無理にグリーンを狙わず、レイアップして乗せる感覚でプレーすること。そして、レイアップ後は、どこにピンがあってもグリーンの真ん中を狙う感覚で寄せていこう。無理に狙ってグリーンを外すと、ボギーでは済まなくなってしまい大きくスコアを崩してしまう。セカンドショットとサードショットの精度が重要であり、飛距離が出にくい女性でも、刻みながらグリーンに寄せ、80代のスコアでまわる方も多いため、セカンド以降は距離ではなく正確性を重視してプレーしよう。

また、バンカーの攻略もスコアメイクのポイントである。

難しい位置にバンカーがあるとメンバーから言われることが多く、バンカーに1度も入らずにコースを終えることはほとんどない。バンカーが苦手な方は、いつも以上に刻む意識で。そして、グリーン中央に乗せてから、距離を合わせるのが良い。3オン2パットのイメージを大切に、そしてバンカーに入ることは当たり前と思って、決して焦らないこと。

基本情報

コースレイアウト

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