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広島カンツリー倶楽部

開場してから50年以上経つ広島カンツリー倶楽部は、広島オープンを始め2011年には日本シニアオープンなど、数多くのトーナメントが開催されているようにコースメンテナンス、風格共に中国地方屈指の名門ゴルフコースである。

ゴルフコースの設計者として「東の井上誠一、西の上田治」とまで呼ばれた名設計者上田治氏により設計されたこのゴルフ場は、「ゴルファーを苦しめるコースではなく、楽しませるコースを」という上田氏の設計方針により、OBを可能な限り無くす設計や、変則的なスイングを要求させるホールのアップダウンが抑えられたコース設計がされている。

しかしそれはコース自体の難易度を下げるということではなく、フラットなコースでのアンジュレーションや、ハザードの効いた各ホール、手入れのされた速いグリーンといったゴルフ本来の楽しさと魅力を存分に感じることが出来るコースになっている。

広島カンツリー倶楽部西条コースは、広島県で最も歴史があり、高原リゾートに来ているような気分で過ごすことができる名門ゴルフコース。

1955年（昭和30年）にオープンした高原気分を味輪ることができる歴史ある丘陵・林間コース。全長6683ヤード、パー72、全18ホールは、標高290mの盆地にコースが広がり、高原の爽やかな空気を感じながらプレーが楽しめる。

アウトコースはフェアウェイが広くOBエリアが少ないところに設計者上田氏のこだわりを感じることが出来る。松がショットの目標となり戦略を立てやすいが、クロスバンカーに注意が必要である。インコースは周囲を松林に囲まれ、アウトコースに比べるとフェアウェイが狭く感じる。OBがアウトコースより気になるが、遠い場所にあるためあまり構わずにリラックスして打つのがコース攻略の鍵になる。アウトコースより距離もあるが、上手くスコアをまとめられる作りになっている。グリーンはアンジュレーションの施されたベント芝となっている。

また、格調のあるクラブハウスには、食事をゆったりと楽しめるレストランがあり、250ヤードもある大きな練習場では豪快にショットを打つことが出来る。 設備が充実している西条コースでは、まるで高原リゾートに来ているような気分で1日快適に過ごすことができる。

基本情報

コースレイアウト

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