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富士桜2万本余りが咲き誇る春をはじめ、四季折々の富士山の景色と自然を楽しむ。難易度も十分な日本屈指のトーナメントコース

富士桜カントリー倶楽部は昭和48年に着工から2年間の歳月をかけ、昭和50年（1975年）10月に満を持してベストコンディションで、富士観光開発株式会社のゴルフ部門・富士レイクサイドカントリー倶楽部に次ぐ2つ目のゴルフ場として開業した。

総面積は108万㎡（32万坪）。各ホールは、富士山の麓、自然に群生する赤松やカラマツなどでセパレートされ、富士桜高原の名に由来する可憐な富士桜（山梨の県花）2万本余りが咲き誇る格別な春を迎える。また標高1000メートルの高地にあるため、夏も快適にゴルフを楽しめ、また秋はコースから見下ろす河口湖周辺の紅葉も美しく、3シーズン通じて、富士山の雄大な景色と自然を堪能しながらプレーを楽しむことができる。

1996年に第14回『フジサンケイレディスクラシック』を開催以来、2003年の第22回大会まで重ねること8回。以後、さらなる極みを目指しコースの大幅なリニューアルを経て、日本最長クラスのコースして、2005年より男子プロトーナメントの最高峰『フジサンケイクラシック』を開催、日本屈指のトーナメントコースとして成長。

『フジサンケイクラシック』で使用されるトーナメントティー（ゴールド）は全長7,397ヤード（パー71）、バックティー（ブルー）は6,683ヤード（パー72）と、たっぷりな距離と併せ、決して長くはないが入れるとてこずるラフ、さらに何といってもグリーンとグリーン回りの難しさ・・。

グリーンは、ニューベント「A2」を使用しているため、プロをも悩ます高速グリーンを可能にしている。この「A2」は、あの「オーガスタナショナル」と同じという噂もあり、芝の幅が狭く密度が濃いため、低く刈り込むことが可能である。ちなみにフェアウェイには、グリーンでも使われるニューベント「L93」を使用しているため“じゅうたんのような”と形容されている。すべてにおいてチャレンジし甲斐のある難易度の高いコースといえる。

プロゴルファーだけでなく、すべてのゴルファーにとって挑戦し甲斐のあるコースであること。そしてゴルフの持っている戦略性やゲーム性の楽しさを、思う存分味わっていただくこと。そのために最高の舞台を整えること。それこそが富士桜カントリー倶楽部が目指す“世界基準”のゴルフコースの姿である。

2005年から毎年フジサンケイクラシックが開催される7,397ヤード、パー71のモンスターコースをどうやって攻略するか。そして高速グリーンに難しいピンポジション、さらには、2012年からNo.14ホールのグリーン手前に深さ3mのガードバンカーも増え、さらに難易度を上げている。

決していいスコアは期待できないかもしれないが、プロが体験する一流の難易度をかみ締めてみるのも、ゴルフ上達の1つの方法かもしれない。 ラウンドされる際は、コース攻略法をじっくり読んで、事前にコースマネージメントをしておくことをオススメする。

基本情報

コースレイアウト

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