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2008年に開場し、毎年トッププロが集まる新しい名門。アクセスの良さも大きな魅力の1つ。

「新しい名門」。訪れた誰もがこの言葉を口にする麻倉ゴルフ倶楽部。新設コースながら、ロケーションからクラブハウスを含めてのコースの佇まい、倶楽部の雰囲気、コースの規模と戦略性の高さ、メンテナンスの素晴らしさ…。どれも、歴史と風格のある名門倶楽部に匹敵する。

麻倉ゴルフ倶楽部が開場したのは、2008年（平成20年）のこと。それだけでも驚きだが、決して遠方に造られたのではない。場所は、東関東自動車道の佐倉ICから6キロ、京葉道路の貝塚ICから9キロの千葉県佐倉市内。電車利用の場合も、東京駅から特急で佐倉駅まで40分。駅からクラブバスで約15分で着く。車でも電車でも、都心から1時間圏内の好立地だ。しかも用地は僅かな高低差しかない自然林豊かな豊饒な大地で、まさにゴルフコースには最適な地形と土地に18ホールがレイアウトされている。クラブハウスは気品と風格に満ち溢れ、スタッフのホスピタリティーの高さは開場当時から評判となっている。

そして、コース。クラブハウスの右サイドに広がるアウトコースは、チャンピオンシップティーから3,526ヤード（バックティーからは3,322ヤード、レギュラーティーからは3,119ヤード）、クラブハウスの左サイドに広がるインコースは、チャンピオンシップティーから3,577ヤード（レギュラーティーからは3,335ヤード、レギュラーティーからは3,149ヤード）。トータル7,103ヤード（バックティーからは6,657ヤード、レギュラーティーからは6,268ヤード）と本格的なチャンピオンシップコースであると同時に、ハンディーキャップに見合うティーマークを利用することで戦略性の高いコースに挑戦できる楽しみも持てる。

麻倉ゴルフ倶楽部では開場した翌年から、青木功プロ、王貞治氏、日野皓正氏の3人が実行委員となっている「ザ・レジェンド・チャリティープロアマゴルフトーナメント」が毎年行われ、レギュラーツアーのトップ選手たちも例年参加してトーナメントを盛り上げている。選手からも「こんな便利なところにこんなに素晴らしいコースができたなんて信じられない」という声が何人からも上がっている。

特徴的なのは、4つあるパー3ホールの3つが池越えで、挑戦意欲を掻き立てられる。特に200ヤード（バックティーから170ヤード、レギュラーティーから156ヤード）の17番ホールはティーグラウンドのすぐ先からグリーン手前までが大きな池となっている。ティーグラウンドでは感じない風が湖面を吹き抜けている。池の広さで距離感を惑わされる上に、どちらからどれだけの強さで吹いているか分かりにくい風によって、なかなかパーを取りづらい。是非、1オンに挑戦していただきたい。

基本情報

コースレイアウト

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