【その4】 自分で傘を差したまま、「お先に」とホールアウトしたら?
朝から雨が降り続ける4番ホールでのこと。PAR4ホールのセカンドショットをグリーン右手前のラフに外した後の高橋さんのアプローチショットは、あわやチップインバーディーという見事なものでした。高橋さんは「先にやるね」と言ってキャディーさんにピンを抜かせ、左手で傘を差したまま右手でパターを持ってボールをカップに入れました。それを見ていた田中さんが、「傘を差してボールが濡れるのを防いでパッティングをするとペナルティーがつくのでは?」と疑問を投げかけました。高橋さんにペナルティーは課せられるのでしょうか?
- キャディーさんに傘を差してもらってパッティングするとペナルティーが科せられるのだから、今回のケースも、傘を差してボールが濡れないようにしているため、当然、2打のペナルティーが科せられる。
- 今回のケースはキャディーさんではなく自分自身で傘を差してパッティングを行なったのだから、まったく問題はない。高橋さんは、パーでホールアウトしたことになる。