アスリートゴルファーを指導している管理栄養士からの秘密のスコアアップ術 ゴルフ上達の栄養学

その7たんぱく質は毎日コツコツ摂り続ける

(3)たんぱく質を効率よく摂るには

たんぱく質を効率よく摂るには

以前、たんぱく質は①肉、②魚介類、③卵、④大豆製品、⑤乳製品に含まれることをお話しました。また、まとめて食べるよりも、小分けにして回数を多くとる方が筋肉が作られやすいということもお話しました。

では日々の生活の中で、どのようにたんぱく質を取り入れると効果的なのでしょうか。焼き肉ばかりを食べていては、体脂肪が増えて肥満につながり、健康を害してしまうことになりかねません。

また、卵も1 日に5 個も6 個も食べていては、コレステロールが心配になります。若い頃と同じたんぱく質の摂り方では身体に脂肪がついてしまうなど、負担になりかねないのです。 ポイントは、いかに脂肪を摂らずにたんぱく質を摂るかです。

たんぱく質を効率よく摂るには

そのためにはまず、調理法を意識しましょう。油で炒める・揚げるでは余計な脂肪を摂ってしまうため、摂取カロリーはグッと上がってしまいます。なるべく、焼く・蒸すなどの調理をしたものを選びましょう。もしくは、何も手を加えずに生のまま食べることもおススメです。刺身などの生ものには、年々失われていく酵素も含まれるので、身体をつくるたんぱく質を摂りつつ、さらに嬉しい成分を摂ることもできるのです。

また、食材の部位にも注目すると良いでしょう。特に肉の場合は、たんぱく質を摂ろうとすると一緒に脂肪も摂りがちです。ですから、例えば豚カツを食べたければ、ロースカツよりはヒレカツの方が脂肪が少なく低カロリーになりますし、バラ肉よりも、もも肉を選ぶことをおススメします。鶏肉は皮の部分を残せばそれだけで大幅なカロリーダウンに繋がりす。

魚介類の場合は、肉よりも脂肪量の低いものが多いものの、種類によってばらつきがあります。トロよりも赤身を選んだり、高たんぱく・低脂肪なタラなどの白身魚は、これからの鍋の時期にもってこいの食材です。

また、イカやタコも高たんぱく、低脂肪な食材で、さらに疲労回復の効果があります。同様の効果でやはりこれからの時期おススメなのが、ホタテや牡蠣などの貝類で、旬のものは特に栄養価が高くなります。またホタテや牡蠣などには、免疫力を強化する亜鉛などのミネラルや疲労回復のタウリンも豊富に含まれています。風邪をひきそうだとか、疲れているからといってわざわざ栄養ドリンクを飲まなくても、食べ物でも十分補給することができるのです。よって、イカやタコ、ホタテ、牡蠣などは、ゴルフをする方にはどんどん摂っていただきたい食材の一つでもあるのです。

ビタミンやミネラルの補給や、血糖値の上昇を防いで体脂肪を付きにくくするために、サラダをよく食べていらっしゃる方も多いことと思います。そのいつも食べている野菜サラダにホタテやチーズなどを加え、レモンとオリーブオイル、塩を少々かけて食べてみてください。これは筋肉をつけ体脂肪を落としたい方に、とてもおススメのメニューです。

以上、このようにコツをつかんで、毎日コツコツとたんぱく質を食事にとりいれていってください。

【その8】(1)スポーツをする上で肥満が及ぼす影響へ続く

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