タンパク質でゴルフ上達に効果的な身体を作ろう
(3)たんぱく質が不足すると免疫力も低下する!?
ゴルフが上達するための体づくりには、たんぱく質が必要であるということを話してきましたが、実は、たんぱく質が作っているのは筋肉だけではありません。骨や血液、内臓、髪の毛、皮膚、爪など人間の体を構成するさまざまな組織を作っているのです。
これらの組織は代謝作用によって、日々、新しく入れ代わっています。つまり、たんぱく質は人間が生きていくうえで必要不可欠な栄養素であり、毎日とり続けなければいけない栄養素でもあるのです。
また、たんぱく質が不足すると免疫力が低下すると言われています。偏食などによる日々の生活の中での摂取不足はもちろん、ゴルフなどのスポーツやトレーニングで壊れた筋肉や血液を修復することでもたんぱく質の量は減っていきます。ですから、アマチュアゴルファーの皆さんは、運動した分、しっかりとたんぱく質をとらなければ、免疫力の低下につながってしまいます。
特に、これからの季節は、空気が乾燥して風邪のウィルスやインフルエンザウィルスなどの活動が活発になります。気温が低くなり、体調を崩しやすくなりますので、意識して摂取するようにしてください。
最後に、仕事などが忙しく、ゆっくりした食事の時間がなかったりすると、コンビニでインスタントラーメンやパンだけを買って食べる・・・なんてこともあるかと思います。しかし、ゴルフが上手くなるためには基礎となる身体をしっかりと作ることが必要ですので、炭水化物単品だけではなく、たんぱく質を含む肉・魚介類・卵・大豆製品・乳製品を日々の食事に意識して取り入れるようにしましょう。
もちろん、前回お伝えしたバランスのよい食生活も大切なポイントです。たんぱく質だけとればよいということではありませんので注意してください。
これらのことを踏まえながら、毎日の食生活をしっかりと管理して、ゴルフに最適な身体を作っていきましょう!