(1)ゴルファーにとってバランスの良い食事とは
カラダづくりの基本はバランスのよい食事です。バランスの良い食事とは、
- ①主食
- ②主菜
- ③副菜
- ④味噌汁・スープ
- ⑤フルーツ
- ⑥乳製品
の6品目を食事で揃えて食べることです。まずは、①~⑥について詳しく知っていきましょう。
(2)カラダづくりにおける6品目の効果とは
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①主食(エネルギー)
「主食」は、ご飯やパン、うどんやそばなど。これらは「炭水化物」という栄養素を多く含むカラダのエネルギー源です。車に例えると、ガソリンの役目があります。車はガソリンがあると走りますが、なくなると止まります。それと一緒で、カラダにこの炭水化物(エネルギー)があると動くのですが、だんだんなくなってくると足が痙攣したり、疲労を感じます。
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②主菜(たんぱく質)
「主菜」は、おかず。日本の食材では、1・肉、2・魚、3・卵、4・大豆製品(納豆、枝豆、豆乳など)。これらは「たんぱく質」という栄養素を多く含みます。これは、筋肉や骨、血液など、ゴルフをするために必要なカラダをつくる材料です。ですからこれがしっかりとれていないと、いくらトレーニングをしても効果が出にくかったり、不足した状態が続くと貧血などで疲れやすくなったりもします。
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③副菜(ビタミン・ミネラル)
「副菜」は、野菜やきのこ、海藻など。「ビタミン」や「ミネラル」を含み、コンディションに関係します。ゴルフの調子が良い、悪いなど、コンディションに波がある方は、意識したい栄養素です。
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④味噌汁・スープ(水分)
「味噌汁・スープ」は、水分や塩分を含みます。ゴルフの最中は、水分補給もしっかりすることが、痙攣を防いだりエネルギー切れを予防になりますが、ゴルフの時だけでなく、食事の時も水分補給は意識したいもの。味噌汁やスープはしょっぱく、スポーツドリンクは甘いのですが、実は発汗で失われる成分を補うためには効果は一緒なのです。
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⑤フルーツ(エネルギー・ビタミン・ミネラル)
「フルーツ」は、①の主食と同じでエネルギーになります。また③の副菜にも含まれる、コンディションに関係するビタミンやミネラルも含みます。
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⑥乳製品(カルシウム・たんぱく質)
「乳製品」は、②の主菜と同じたんぱく質を含むので、筋肉などをつくります。またそれ以外にカルシウムも含むので、骨を強化します。ゴルフをするための骨格づくりには必要な食材です。